真宵
「見て見て、なるほどくん!
このオリンピック選手、競技の後、カノジョにプロポーズしてるよ!」
成歩堂
「ホントだ。
公開プロポーズってやつ?」
真宵
「そうそう!
好きな人が見ててくれるから、こんなにクルクル回れちゃうんだね。感動しちゃうよ!」
御剣
「ふむ……確かに素晴らしいな。思わず見入ってしまう、とはこのことだ」
成歩堂
「何回転してるのかな、これ。…5、6?
いやいや、すごいな。
愛があっても僕には到底真似できないね。
せいぜいできても、布団の上で前転プロポーズかな……」
真宵
「そんなんじゃ愛は届かないよ、なるほどくん! だってプロポーズだよ! トリプルコークかトリプルアクセルくらいしないとだめだって!」
成歩堂
「いやいやッ、無茶言うなって。プロポーズのハードル高すぎだろッ」
矢張
「まあ、カノジョのためならそれくらいしねえとな。俺だって、今のカノジョと付き合う時、横断歩道をバク転で渡りながら告白したんだぜ!」
真宵
「えええ!」
矢張
「で、着地に失敗して街路樹に頭から突っ込んじゃってさ。いやあ、あんとき現場に来た婦警さん、最高に怖かったなあ、てへ☆」
成歩堂
「お前……そのうち本気で捕まるぞ……」
矢張
「何言ってんだよ、成歩堂。本気の愛を見せるなら3、4回くらいは回って見せねえとなッ。お前も気合をみせろよ?」
成歩堂
「無茶いうなってば。
だけど、まあ、もし僕がプロポーズするならこう伝えるかな。
《凡人の僕は回れない。だけど、君の代わりに一生、洗濯機を回すよ……》って。
どう、御剣?
御剣
「厶? ……意味がよくわからないが
まあ、しっかりと励みたまえ。
……この着地も見事なものだ……」
真宵
「御剣検事……なるほどくん、ガッツポーズしてるけど……いいんですか?
のんびりテレビ見てると婚姻届出されますよ?
……御剣検事ってば!」
終
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